紀元前までさかのぼるカッピング(吸い玉)の歴史

カッピングは「吸い玉」とも呼ばれ、ギリシャでは紀元前5世紀頃に使われていたとされる、青銅製の吸い玉が残っています。またインドでは紀元前600年頃から、中国では紀元前100年頃から行われていたことが記録に残っています。
日本でも古くからカッピングは行われていたようです。『日本書紀』や日本最古の医学書である『医心法』に「スイフクベ」として紹介されています。
江戸時代までは盛んに行われていたようですが、明治になると西洋医学が主流となり、東洋医学のカッピングは影が薄くなっていきました。
現在もカッピングはアジア、ヨーロッパなど、様々な国で行われていますがその長い歴史がその真価を物語っています。

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